ハウステンボスの最奥に位置する、パレス ハウステンボス。この建物はオランダ王室より特別に許可を得て、細部まで忠実に再現されています。オランダの宮殿の史実に基づき、建物内には、ハウステンボス美術館が設置されています。
この美術館では、年に3-4回、世界の様々な作品をご紹介する特別展を開催しています。オランダの黄金時代共呼ばれる17世紀に制作された油彩画や、だまし絵で有名なM.C.エッシャーの版画作品などを多数収蔵しています。
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宮殿の後ろに広がるヨーロッパの造形美を極めた、広大なオランダ・バロック式庭園 この庭園は18世紀、フランスの造園家ダニエル・マローがオランダの宮殿のために設計したものの実現しなかった「幻の庭園」で、保存されていた図面をもとにハウステンボスに甦らせました。
17世紀オランダ絵画の巨匠 レンブラントの銅版画。 レンブラントは生涯で三百点ほどの銅版画を制作したが、印刷の際に用いられた銅板は、七十点程度しか現存していない。 ハウステンボス美術館では銅板そのものを所有しており、オランダ美術コレクションのなかでも貴重な事例といえる。
※現在の企画展では展示しておりません。
国内最大級のドーム型壁画『壁画の間』。高さ19m・最大幅11m・面積は825㎡あり、412畳分に相当します。 この壁画はオランダの新進画家ロブ・スフォルテ氏と延べ40名のアーティストにより、4年の歳月をかけて完成しました。タイトルは『反戦と平和』です。
パレスハウステンボスを
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江戸時代にヨーロッパへ輸出された古伊万里を中心に展示。有田で生産された日本の磁器は、長崎・出島からオランダ船に乗って世界へ旅立ち、ヨーロッパで熱狂的に愛されます。青一色の染付を始め、赤・藍・金がふんだんに使われた豪華なものまで、一口に古伊万里と言っても多種多様な器が作られました。本美術館ではそんな磁器の歴史をご紹介しています。また約3,000点の有田焼で彩られた磁器の間や、普段は見られない作品を紹介する小企画展も必見です。
ドイツ・ベルリンにあるシャルロッテンブルグ宮殿の磁器の部屋「ポルセレイン・キャビネット」を再現したもの。 当時、高価だった磁器を約3,000点も飾りつけた富と権力の象徴ともいえる空間。西洋美術と東洋趣味が融合した姿、ぜひ目に焼き付けていただくべき芸術であると断言できます。
柿右衛門様式の人形には様々なものがあります。その一つがこの虎置物。対の作品ですが、まるで鏡に映したかのように縞模様まで左右対称です。ずっと見てるとかわいく思えてくる愛嬌たっぷりのお顔です。
1873年オーストリア・ウィーン万国博覧会では人の背丈を越える大花瓶や直径約1mもある大皿が出品されヨーロッパのみならず、世界中の人々が日本人の作り出した巨大磁器に度肝を抜いたのは当時の文献にも残っているところ。
主役ともなった大皿は現在、当館でゆっくりとした時間を過ごしています。
ポルセレインミュージアムを
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チーズで有名なオランダ・ゴーダ市の市庁舎を模した、スタッドハウス内にあるギヤマンミュージアムでは、世界のガラス作品を紹介しています。輝きを上げるカット技法や色ガラス、また化学反応を利用した作品など、ガラスの種類や技法は多岐に渡ります。2階展示室ではチェコのボヘミアガラスを中心に、技法ごとに作品を展示。3F展示室では、ヴェネツィアやオランダ、中国を始め、世界各地のガラスのきらめきをお楽しみいただけます。
4628個のガラスパーツと、65個のガラスの火屋から作られた豪華なシャンデリア。 17世紀後半にカットした水晶のパーツを使ったシャンデリアが登場。18世紀には水晶に加え、クリスタルのドロップをつけたものが作られるようになり、更に豪華が増していきます。 本作品は、グラビュール技法で、火屋に朝顔がデザインされ、また、透明なガラスと緑や赤のパーツを組み合わせた、東洋的な雰囲気をかもしだした作品に仕上がっている。
1777年に創立したロシア帝室ガラス工場で、1875年に制作された。 この工場は当初より高級ガラスの製造を目的としている。緑地に金彩の装飾とビーズ玉のような赤と緑のカボッションと呼ばれる装飾技法を用いており、宮中で使用されていたといわれている。
この作品は、ベルンドルン侯爵のロシア蝋燭の図をもとに、モーリッツ・クナーフがウィーンのロブマイヤー社のためにデザインした作品。 全体にエナメル彩でアラベスク文様が描かれ、きわめて手の込んだ美しい作品。
ギヤマンミュージアムを
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オランダ・ユトレヒト市にある実際の城を再現した、ナイアンローデ城内に位置するテディベアキングダム。ここでは時代や地域を超えて愛されるテディベアの展示を行っています。テディベアの生みの親とも謳われるドイツ・シュタイフ社製のぬいぐるみを始め、語源となったアメリカ大統領、セオドア・ルーズベルトにまつわる作品や世界のトップアーティストが作ったものなど、歴史や由来、またそれぞれが持つストーリーを、約700体のベアと共にご紹介。
テディベアキングダム1階に展示されている座高3.6m、重量500kgのジャイアントベア。 一緒に記念撮影も楽しめます。
米国26代大統領の長女アリス・ルーズベルトの名前から『アリスベア』と名付けられ、特別生産されたもの。 セオドア・ルーズベルトの曾孫にあたるトゥイード・ルーズベルト氏に寄贈され米国の全国系テレビ番組でも紹介されました。
シュタイフ社によって、テディベアキングダム1周年を記念し、1998年に発表されたベア。身に 纏う衣装はハウステンボス株式会社のために作られ、セットごとにシリアルナンバーが付けられています。
佐賀や長崎を中心に活躍中の山浦真弓先生を始めとするテディベア作家の作品を展示しております。
心を込めて制作した作品をご鑑賞ください。