雨の港町に灯る「灯(あかり)」
雨のせいか、いつもより早く暗くなる街並みの中に、1カ所だけ温かな「灯(あかり)」が灯る場所がありました。
港町スパーケンブルグ地区オレンジ広場では、「夏の祝祭劇場」のフィナーレを飾る「灯りの祭 ファントマティーコ!」の準備が行われています。
広場を覆い尽くすのは、たくさんの“灯籠”。
ハウステンボスのヨーロッパの街並みとはちょっと違う雰囲気を醸しだす空間を、優しく温かい灯りが演出しています。
今日は、この「灯りのまつり ファントマティーコ!」の空間演出を手がけた、映画美術監督の種田陽平氏が確認作業を行っていました。
灯籠の下で、人の目線での確認をしたり、上から広場全体を眺めたりと、空間隅々に目を行き届かせています。
この灯の下には、背景に幻想的な船の絵が描かれたステージと、異国情緒いっぱいの屋台もあります。
まだ完成はしていませんが、それでも、どことなく懐かしさを感じる場所。訪れると、またあの空間に戻りたい・・・
そんな空間を皆さんも楽しんでみませんか?
「夏の祝祭劇場」は、いよいよ今週土曜日より開催します!!
(写真・文/水上 由美)