ファントマティーコ ONE NIGHT DREAM Sound System
「ONE NIGHT DREAM」の陰の主役? YAMAHA M7CL
100kgを超える巨大スピーカー。設置は大変です
灯りのまつり「ファントマティーコ」もいよいよ最終章。5夜連続の花火カーニバルでさらに盛り上がっています。
夜空を彩る美しい灯りのボールルームのもと、数々のダンスシーンが繰り広げられる「ONE NIGHT DREAM」。
今回はそのダンスに欠かすことが出来ない“音”を演出している音響機材について紹介します。
まずはメインミキサーのYAMAHA PM-4000。職人技が必要なアナログ卓で、舞台の屋台骨を支えます。
また、今回のショーではパーカッションが非常に重要なので、多くの楽器をメモリーでき、シーンによって素早く切り替えられるYAMAHAの新鋭機種M7CLが大活躍しています。元YMOのメンバーも最近のコンサートでこれを使用しているとか。
スピーカーはステージ両サイドに、片側だけでも低音2台・高音4台で構成。1台あたり100kgを越す重量なのでセッティングは、とても大掛かりな作業でした。
ほかにも、数々の歴史的なライブパフォーマンスやレコーディング、放送などで使用される、世界的に有名なSHUREのワイヤード・マイクロホンなど、大物アーティストの野外ステージに劣らない音響機材でこのショーをバックアップしています。
花火カーニバル前のONE NIGHT DREAM。 ぜひ、今年の夏の思い出をもう一つ増やしてください。
(文/白仁田 順子)