テーブルの上の美しい世界
グリーン系のクロスにプリザーブドフラワーが映えます
和洋折衷的な雰囲気も
キッチンラボの周りにも
花・文化芸術協会によるプリザーブドフラワーを使ったブーケやテーブルコーディネートの作品展が、ショッピングゾーン「マルシェ・ド・パラディ」で開催されています。
20点ほどの作品は、美しい器やシルバーウエア、そしてプリザーブドフラワーを使い、小さなテーブルの上に美しい世界を作り上げています。
制作過程を見ていて、色や雰囲気をコーディネートされた食器とプリザーブドフラワー、リボンなどが、配置や折り方ひとつで一瞬にして洗練された雰囲気を醸し出すのがわかりました。
食器というものは、美術・工芸作品でもありますが、それと同時に、毎日使う「日常」を象徴するものでもあります。それが、ちょっとお花をそえたり、食器とクロスなどとの配置や配色を楽しんで並べてみるだけでも、ふと心が豊かになるような時間が普段の生活の中に作れるのだと思い、楽しい勉強になりました。
作品の中では、「マルシェ・ド・パラディ」で実際に販売されている紅茶の箱やワインやオリーブオイルのびんなどもあちこちに登場しています。彼らも店頭にレイアウトされた時と違う表情ですましていますよ。
6月8日までにハウステンボスへお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
花・芸術文化協会 プリザーブドフラワー作品展
■期間 ~6月8日(日)
■場所 マルシェ・ド・パラディ
(写真・文/中村 美砂子)