スタッフレポート
2008年8月24日

韓国テコンドー演武と日韓太鼓の競演

綺麗に揃った演武に感激

気合いの一蹴り!

華麗な踊りと太鼓の公演

まだまだ暑い8月下旬の強く照りつける日差しのもと、夏の暑さに負けない熱い声が飛び交ういつもと違ったオレンジ広場。この日、日韓交流を目的とした、韓国テコンドー演舞と日・韓太鼓の公演が行われました。

まず、韓国慶煕(KYOUNGHEE)テコンドー連盟所属学生、総勢120名によるテコンドー演武が始まりました。 このテコンドーは、韓国の国技で、格闘技の一種であり、足技、手技、礼に始まり、礼に終わる精神を表しています。日本の武道に通ずるものがありますね。

14時になり、実際演武が始まると、それぞれの華麗なる技と板を割る迫力のある演武に、場内のお客様もどんどん集まり、熱気が伝わる演武となりました。

15時からは、日韓太鼓の公演がスタート。
福岡県筑紫野市の福太鼓「つくし太鼓」と、韓国太鼓「サムルノリ」の競演は、毎年行われているものであり、ハウステンボスでは今回が初の公演です。
ステージに最初に現れたのは、韓国太鼓のビョクジェ国楽芸術団。 それぞれ楽器を持ち、躍動感溢れる演奏に私も魅了されました。

次に登場したのは、和太鼓のつくし太鼓。
気合の入った公演とともに、こちらも迫力のある力強い太鼓の音色を奏でていました。 時折、小さなお子様が出てきて、自分の体より数倍大きい太鼓を叩く姿に、会場のお客様から笑みがこぼれるという一場面もありました。

この二組によるハウステンボスでの演武、公演は、日韓交流促進を目的とする両団体からの依頼を受けて実現しました。
私自身も、実際に相互の文化を感じ、お互いの国を理解し、尊重することの大切さを実感しました。 アジアから多くの観光客を迎え入れているハウステンボス。世界の人々の交流の場としても、新たな魅力を発信しているハウステンボスの一面を感じることができた一日でした。

(写真・文/赤松 美里)