ハウステンボスだけじゃもったいない!!世界に認められた「九十九島(くじゅうくしま)」の5つの楽しみ方をご紹介!
九十九島湾が2018年4月19日、フランスのヴァンヌ市に本部を置くNGO(非政府組織)「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟認定されました。
本記事では「世界で最も美しい湾クラブ」について、そして世界に認められた九十九島の魅力と5つの楽しみ方についてご紹介します。
世界で最も美しい湾クラブに加盟認定
「世界で最も美しい湾クラブ」とは、1997年3月にドイツのベルリンで設立され、湾を生かした観光振興や資源保護、景観保全などを目的として様々な活動を行っている団体です。
世界遺産である、フランスのモン・サン・ミッシェル湾や、ベトナムのハロン湾など、世界26の国と地域で43湾(平成30年4月19日時点)が加盟しており、日本では、松島湾(宮城)、富山湾(富山)、駿河湾(静岡)、宮津・伊根湾(京都)が加盟しています。
湾クラブに加盟するには、魅力的な自然を有するだけでなく、国内において認知されていることや、多様な動植物が生息していることなど、さまざまな基準が設けられています。
西海国立公園 九十九島(くじゅうくしま)の魅力とは
大小208の島々からなる九十九島
ハウステンボスから車で約30分の場所にある九十九島は、佐世保港から北へ25キロに渡り点在する208の島々のことで、黒島、高島、前島、鼕泊島の4島以外は無人島です。
とりわけ九十九島南部と呼ばれる佐世保市街に近い島々は、自然が造りだした独特の表情を持ったリアス海岸を見ることができます。
九十九島を初めて訪れる方には、大小様々な島々を俯瞰して眺めることができる展望台や、九十九島を間近に感じられる遊覧船がおすすめです。
九十九島の楽しみ方 5つをピックアップ!
その① 展望台から大パノラマで島々を眺める
九十九島と佐世保港を一望できる展海峰
遊覧船からの眺め以外にも、佐世保市内各所の展望台から眺める九十九島もおすすめです。
「弓張岳展望台」や「石岳展望台」、「展海峰(てんかいほう)」など、市内には九十九島を眺望できる展望台が8ヶ所あります。
ひと目で見渡せる大パノラマの絶景をお楽しみください。
◎詳細は以下のページよりご確認いただけます。
九十九島の展望台いろいろ
https://www.sasebo99.com/kujukushima/view/
その② 遊覧船で九十九島を間近に感じる
左:九十九島遊覧船パールクィーン/ 右:九十九島海賊遊覧船みらい
島々の間を縫うように進み、優雅で快適なクルージングが楽しめます。
2隻の遊覧船があり、どちらも九十九島パールシーリゾートから発着しています。
所要時間は約50分、期間限定で夕日を望むサンセットクルーズもあります。
日の入りに合わせて出航しますので、詳しい時刻は以下のサイトからご確認ください。
●期間:通年運航
●所要時間:約50分/1日8便 ※臨時便・増便あり
◎詳細は以下のページよりご確認いただけます。
九十九島遊覧船
その③ 水族館で九十九島の海の世界を体験!
九十九島パールシーリゾート内にある九十九島水族館海きららは、九十九島の海の世界を再現した水族館です。
国内では珍しい屋外型の大水槽は、人気のフォトジェニックスポット。
九十九島近海に生息する生きものたち約120種1万3000匹を展示しています。
他にも、九十九島周辺で確認された100種以上のクラゲを入替展示しているクラゲ展示コーナーや、日本で唯一の大技「イルカ同士のジャンピングキャッチボール」を披露するイルカ達など、見どころいっぱいです。
◎詳細は以下のページよりご確認いただけます。
九十九島水族館海きららHP(https://umikirara.jp/)
その④ シーカヤックで水上から景色を楽しむ
九十九島では初めての方でもシーカヤックを体験できます!
陸での練習後、ガイドさんと一緒に海へ。
無人島に上陸してランチを楽しめるツアーもあります。
◎詳細は以下のページよりご確認いただけます。
その⑤ 九十九島の海の幸に舌鼓!
九十九島かき
「九十九島かき」は、島々の養分をたっぷり吸収した濃厚な味が特徴です。
旬の10月~3月には海沿いのカキ焼き小屋で「九十九島かき」を味わうことができます。
さらに11月と2月の土日祝には、九十九島パールシーリゾートでカキ焼きイベント「九十九島かき食うカキ祭り」が開催されます。
会場には250もの炭焼き台がズラリ!
ぷりっぷりの「九十九島かき」を堪能しましょう!
夏場(6月〜8月)は「岩がき」も楽しめますよ!
九十九島かきが食べられるお店はこちら
九十九島岩がきが食べられるお店はこちら
九十九島かき食うカキ祭りはこちら
九十九島とらふぐ
現在、養殖とらふぐの養殖収穫量において、長崎県は日本一を誇っています。
その主要産地が、鹿町町(しかまちちょう)、小佐々町(こさざちょう)がある九十九島北部海域です。
潮変りがよく、海も一段と深い、まさに魚の養殖には絶好の場所。
風味と身の締まりを良くするために、佐世保産の早摘みみかんを加えた特別飼料で育てています。
成長した「九十九島とらふぐ」はまるまる太って色艶くっきり、そして特有の歯ごたえがあります。
九十九島とらふぐが食べられるお店はこちら
まとめ
今回は九十九島の魅力と5つの楽しみ方についてご紹介しましたが、まだまだ他にも見どころや楽しみ方が満載です!
また、季節によっても様々な表情を見せてくれる九十九島はぜひ何度も訪れていただきたいスポットです。
九十九島の観光については、佐世保・小値賀公式ホームページ「海風の国」に情報が掲載されていますので、こちらも合わせてチェックしてみてください!
海風の国 HP(https://www.sasebo99.com/)