
天才クリエイターが直伝!
佐世保・ハウステンボス旅で映えるフォトハック
せっかくの旅行なら、きれいな写真で思い出に残したい!
誰もが持っているスマートフォンで、普段とは違う写真が撮れたらハッピーですよね。
そこで今回は、あああつしさんに撮影How Toを教えていただきました。
実は理科の教員免許を持っていて、教え上手なあああつしさんの分かりやすい解説を見れば、
一度でファンになること間違いなし!
モデルには、佐世保観光大使の川前奈々さんをお迎えしてご紹介していきます。


あああつし
TikTokフォロワー270万人、
Instagramフォロワー50万人のクリエイティブ
ディレクター。もともとドローンや一眼カメラの旅写真を中心にSNSで発信していましたが、
2020年1月にTikTok投稿した「スマホでできる動画の撮り方」が反響を呼び、現在のスタイルに。
世界一受けたい授業など多くのテレビ出演も。

「ファンタジアストリート」
「ホテルヨーロッパ」で
不思議写真とお姫様写真を
パシャリ!
『ハウステンボス』の中でも、カラフルな雰囲気が楽しい「ファンタジアストリート」と中世の世界に迷い込んだような「ホテルヨーロッパ」。
海外風のかわいい壁が立ち並ぶファンタジアストリートでは、普段見ない景色にテンションが上がること間違いなしです。
ホテルヨーロッパでは、中世のお姫様のようなドレスを着用して、日本にいながらヨーロッパに訪れた気分に。
ドレスは場内の 「フォトジェニック」で借りられます。
女性用ドレスだけでなく、オランダ民族衣装や男性衣装もあるため、記念日や友人の誕生日に散策しながら思い出写真に残すのもいいですね!
こんなオシャレフォトどうやって撮るの!?あああつしさんによると、スマートフォンの機能しか使っていないので、何回か練習すれば誰でも撮れるそう。
まずレクチャーしてもらったのは、”ウォール映え”な写真が簡単に作れる「iPhoneの機能だけで背景を立体的に起こす方法」。こうすることで背景が垂直になり、ウォールアートの印象がより強いものに。
1.いつも通り写真を撮る
2.写真編集から右下の切り取りアイコンをタップ
3.メニュー「縦方向」で傾きを変える
続いては、パノラマ機能を使ったユニークな撮影テク。通常パノラマは肩を軸にして撮るため、両サイドが楕円形になって歪んだ写真になります。 違和感のない平面写真を撮るポイントは「歩きながらカメラを平行に動かすこと」。 この前提を踏まえ、次の方法を実践することでひと続きの風景の中に同じ人物が何人もいるような”分身写真”が撮れちゃいます。
1.パノラマ機能を開く
2.撮影起点に近い位置に被写体を置く
(目安として、撮影画面を縦に2分割した左半分*)
3. 決定ボタンをタップ
4. 被写体が写っていることを確認したら、被写体は移動
5. 決定ボタンをタップし、撮影を再開する
6. 上記繰り返し
※最初のポジションでは、画面半分までしか撮影できません。撮影範囲を事前に把握するために、手をカメラの前に入れてテストするとスムーズです



「アンブレラストリート」
では、
スマホ2台を使った
幻想的な写真を撮影!
場内きってのSNS映えスポットとして人気の「アンブレラストリート」。
約130mに及ぶ通りの頭上には700本の色とりどりの傘が並んでおり、カラフルなパレットで埋め尽くされたよう。
屋根付きのため、天候を気にせず楽しめるのもポイントです。
季節で傘の色が変わり、現在はクリスマスをテーマにした赤と緑。
定刻に開催される光と音楽のショーでは、クリスマスソングのワクワク感で凍える寒さも吹き飛ぶはず!
ここでは、スマートフォンの反射を活かし、鏡張りにしたような幻想写真を撮っていただきました。
逆さにして撮ると、画面に天井を広く表示しやすくなるとのこと。
「スマホのレンズ、上じゃなくて下に付けてほしいんですよね~」なんてあああつしさんの小話も(笑)。
スマートフォン2台で実践するこの撮影方法は、お友達やカップルとのコラボが必須。まさに冬でも心温まる共同作業ですね♡
1.反射用と撮影用スマートフォン2台を用意
2.テーブルなど、ある程度高さがある場所に反射用スマートフォンを置き、その前に撮影用スマートフォンを逆さにして設置
3.実際の風景と反射した風景が繋がるように、撮影画面を目視で確認
4.確認したら角度を調整しつつ撮影
また、アンブレラストリートの近くにある「ハートウォール」では、ハートネオンのインスタ映え写真が狙えます。カップルやお友達と好きなポーズで思い出になる1枚をぜひ。
1.liveモードに設定し、1倍で撮影したらすぐに2倍マークをタップして切り替える
2.撮った写真を上にスワイプし、エフェクト機能の長時間露光を選択する
カメラのナイトモードが
最高に使える!
「光の滝・アートガーデン」
夜のハウステンボスといえば、365日楽しめる「光の王国」のイルミネーション。
9年連続でイルミネーションランキング第1位を獲得しており、美しさに息をのむ感動が味わえます。
今回ご紹介するのはアートガーデンエリア。ブルーの光が視界いっぱいに広がる「ブルーウェーブ」では、大海原を探検している気持ちになれます。
中でも一番の注目スポットは、幅66mもある「光の滝」。
夜空から星が落ちてくるように光が降り注ぐ幻想世界を楽しめるうえ、季節限定の映像もあるため、何度見ても飽きません。
ちなみに、12月26日まではクリスマスバージョンが楽しめます。ぜひご自分で、クリスマスの華やかな雰囲気を感じてみて。
アートガーデンでは中央に流れている水路を利用して、鏡張り写真が撮れます。
アンブレラストリートでの方法を活かせますね!ポイントは、水面ぎりぎりまでスマートフォンを近づけること。
正面からだけでなく、斜めから撮るなど、好みの角度を探してオリジナルフォトにしてみてください!
ガーデン内を進んだ先にある「光の滝」ではナイトモードを使い、スマートフォンだからこそできる美しい写真を撮影しました。
ナイトモードを使う際は、1倍で撮るとノイズが入らずクリアな仕上がりになります。そして最大のコツは「ぶれないようにカメラを固定させること」。
1.暗い場所でカメラアプリを起動(明るい場所でナイトモードは機能しません)
2.画面タップで出る□マーク(AFロック)でピントを固定
3.右の☼マークで明るさを上げる
4.左上にあるナイトモードアイコンをタップすると下にバーが出てくるので、最大まで長さを設定(手持ちだと最大10秒、カメラスタンドに完全固定したら30秒まで可能)
5.被写体とカメラは、カシャっと音が鳴るまで秒数の間、動かないように注意して撮影



恋人と
「パレス ハウステンボス
/永遠のアーチ」で
キラキラフォト
場内の最奥にある長い街路樹「白銀プロムナード」を抜けた先に突如現れる「パレス ハウステンボス」。
実は、オランダ王室の特別な許可をもらって再現された宮殿であることをご存じですか?
2021年冬の見どころは、この豪奢な宮殿の裏側にある「永遠のアーチ」と「ジュエルイルミネーションショー」です。
永遠のアーチは庭を取り囲むように連なっており、カップルで手を繋いで通ると永遠の愛で結ばれるなんて噂も…?
キラキラしたアーチの中を歩いた後は、約7分間のクラシック音楽と光のショーを見て、恋人と心温まる時間をお過ごしください。
永遠のアーチでもちょっとしたカメラテクニックを見せてくれたあつしさん。
使うのはなんとリップクリーム!カメラのレンズにリップクリームを塗り、シュッとこするだけでぼやけて、何倍にもキラキラした”エモい”写真に。
「誰でも簡単に撮影できる」を常に意識したあああつしさんの写真哲学に圧倒です。
1.写真を撮る前にレンズにリップクリームを塗り、軽くこする※
2.アーチの壁に沿ってスマートフォンを設置し、お好みで光を調節しながら撮影
※このときこすり方によって写真の雰囲気が変わります
アーチだけではなく、日本ではなかなかお目にかかれない西洋風の庭園でもシャッターチャンスを狙えます。スマートフォンを横にして撮ると、より広さが出てヨーロッパにいるような雰囲気になりますよ!


SNS映えする
ビッグなバーガーと
景色を堪能
「佐世保バーガー本店
(佐世保バーガーミュージアム)」
2010年に九州グルメグランプリ2位に輝いたことのある「佐世保バーガー本店(佐世保バーガーミュージアム)」で、
美しい九十九島を一望しながら大きなハンバーガーをパクリ!表面パリッ、中はふわっとしたバンズに挟まれた具だくさんな食材は、噛むごとに味わい深くなります。
数多くある佐世保バーガーショップの中でもこのお店の特徴は、徹底的にこだわりぬいた食材。
先代から受け継いだ「ふわふわのバンズ」や「手ごねのパテ」に加え、現在の店長が考案した「完熟トマトをすりつぶしたトマトソース」や
「佐世保独特の甘いマヨネーズ」がたっぷり使われています。レタスはエアロール巻きをすることで、空気を入れてふわっとした食感に。
全体のバランスを考え、一つ一つの素材を楽しめるあっさりとした味にしているので、女性でもぺろりと平らげてしまいます!
一番人気のメニューは「スペシャル レギュラーサイズ ¥750」。ちなみに、1950年代発売当初の値段は一つ¥60!戦後、アメリカ海軍の水兵さんがアメリカのソウルフードとして教えたのが始まりだそうです。
カウボーイファッションに身を包んだ名物店長は「さらにこだわるためにチーズも手作りしたい!」と話してくださいました。晴れた日には、佐世保の海を望める素敵なロケーションで美味しい佐世保のソウルフードをぜひ。
食べ物と景色を一緒に撮る際のコツを伝授していただきました。まずは、3倍ズームを使い、圧縮効果で遠くのものを近くに表現する方法。
飲み物や料理、景色、人を一緒に撮影すると、バランスのいい写真になります。アングル変えて青空を写すのも違った雰囲気になっておすすめです。
画面上の空とハンバーガーの割合を1対1にすると、初心者の方でも綺麗な写真が撮れますよ!



2021年新就航!
「99TRITON(クジュウクトリトン)」に乗って九十九島の海と美しい写真を
大小208の島々があり、島の密度が日本一ともいわれる九十九島(くじゅうくしま)で新体験をしてみませんか?
遊覧船として長年愛されている「パールクィーン」と「みらい」が、島と島の間を巡るのに対し、今回ご紹介する今年6月に就航を開始した「99TRITON」は、帆(セイル)を張って風の力で進むツアーが楽しめます。
約60分のガイド付きツアー(大人¥3,200、小人¥1,600)だけではなく、長崎県の特産物を活かした、豪華食事つきプラン(¥11,000)でプライベートな、今までにない特別体験が可能です。
佐世保の美しい海と青空のコントラストを活かした写真の撮り方を教えていただきました。
取材のときはあいにくの曇り空でしたが、タイミングよく雲の間から光が差し込んで素敵な写真の撮影に成功2日間のスケジュールで快晴にはならなかったものの、
晴れ男あつしさんのおかげで、毎回撮影時には太陽が顔を出してくれました♪窓の反射を上手く利用した撮影方法を、ぜひ真似してみてください!
1.被写体は窓にもたれかかるようにポージングをとる
2.窓にスマートフォンを沿わせて、画面を見ながら海の水平線と平行になるように角度調整
3.窓に景色が反射するよう、光を調節して撮影
「九十九島水族館海きらら」で
神秘的な
ショートムービーを撮る
九十九島パールシーリゾート内にある水族館「海きらら」では、西日本最大級の「クラゲシンフォニードーム」や、
屋外型の「九十九島湾大水槽」などで九十九島の海を再現しており、海の生態系が学べます。(入館料:大人¥1,470、中学生以下¥730)。
クラゲシンフォニードームに展示されているクラゲは、九十九島にすむ100種類を超えるクラゲを、随時入れ替えて展示。
綺麗な姿でゆらゆらと動く様子にうっとりしてしまいます。クラゲだけではなく、巨大エイやサメなどの迫力ある生きものにも始終ワクワクすること間違いなしです!
今まで静止画をご紹介してきましたが、ここでは動画にチャレンジ!あつしさんもこの手法を水族館で使うのは初めてとのこと。
エイや群れをなすイワシやアジがいる、一番大きな水槽、「九十九島湾大水槽」の前で撮影。さみしい絵にしないために、
画面に生きものたちを収めるタイミングが大事になります。最初は苦戦したものの、皆でお魚たちにアピールすると寄ってきてくれて、
やっとの思いで成功しました(笑)。被写体が真っ白な空間に触れた瞬間、新たな海の世界が広がる動画、題して「光の奥に広がる海のガーデン」です。
1.カメラを開き、画面タップで出る□マーク(AFロック)の右にある☼マークを上げ明るくし、画面全体を白くする
2.エイがカメラの中央に来そうなタイミングで被写体が手前から水槽に向かって歩く
3.被写体が水槽越しでエイに触れた瞬間に、明るさを戻すために画面をタップし、風景を写す
4.被写体は水槽からゆっくり手を下ろす
ちなみにお隣の水槽のトンネルでも、海の中に潜ったような素敵写真が撮れます。 魚のタイミングを見計らいながら、鏡に撮影者が映らないよう被写体で隠してパシャリ。友人と撮り合うと、盛り上がって楽しそうです。



旅の終わりは「石岳展望台」の
美しいサンセットでシメる
旅の終盤は、九十九島全体と美しい夕日を360度の眺めで展望ができる「石岳展望台」へ。標高は191mで、眼下に望む島々の迫力をカメラに収めようと多くの写真家が訪れる展望スポットです。
実はこちら、トム・クルーズ主演のハリウッド映画「ラストサムライ」の舞台にもなった場所。冒頭部分に、ここから撮影された九十九島の景色が登場します。
日本を代表する景色にもなった佐世保のサンセットを、旅のシメに堪能してみては?
いよいよあああつしさんの撮影テクニックも最後となりました。今回は、旅の終わりに最適な夕焼けをチョイス。
普通に撮ると何気ない夕日も、ああああつしさんの手にかかればドラマチックな感動写真になります。
フィルターや明るさ機能を工夫して撮影しました。周囲の木々を入れると、より自然の中にいるような写真が狙えます。
1.カメラを開き、フィルターの「暖かい」を選択
2.画面タップで出る□マーク(AFロック)の右にある☼マークで明るさを下げ、被写体をシルエットで撮影
この日、美しい三日月がでていたので、「月を掴んでいるような写真が撮りたい!」となり挑戦。 月が雲から顔を出すわずかなタイミングを見計らい、さまざまな角度から試行錯誤をして撮影するあああつしさんは、最後まで全力でした!
Spot 01
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ファンタジアストリート
場所:ハウステンボス 光のファンタジアシティ
https://www.huistenbosch.co.jp/event/photospot/ホテルヨーロッパ
場所:ハウステンボス ホテルヨーロッパ
https://www.huistenbosch.co.jp/hotels/he/index Spot 02
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アンブレラストリート
場所:ハウステンボス アトラクションタウン
https://www.huistenbosch.co.jp/event/photospot/ Spot 03
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光の滝・アートガーデン
場所:ハウステンボス アートガーデン
https://www.huistenbosch.co.jp/event/hikari/ Spot 04
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パレス ハウステンボス
/永遠のアーチ場所:パレス ハウステンボス
https://www.huistenbosch.co.jp/event/hikari/xmas/illumination/
Spot 05
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ハウステンボスから車で40分
佐世保バーガー本店
(佐世保バーガーミュージアム)住所:長崎県佐世保市船越町190-1
電話:0956-28-5533
https://saseboburger-museum.com/ Spot 06
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佐世保バーガー本店(佐世保バーガーミュージアム)から車で5分
99TRITON
(クジュウクトリトン)住所:長崎県佐世保市鹿子前町1008
電話:0956-28-1999
https://catamaran.99cruising.jp/ Spot 07
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99TRITONから徒歩1分
九十九島水族館海きらら
住所:長崎県佐世保市鹿子前町1008
電話:0956-28-4187
https://umikirara.jp/ Spot 08
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九十九島水族館海きららから車で10分
石岳展望台
住所:長崎県佐世保市船越町2277
電話:0956-22-6630(佐世保観光情報センター)
https://www.sasebo99.com/spot/273
