変わり映えする毎日
成長できる環境

あるゲストの方をお部屋までご案内したとき「初めての場所だからわからないことばかり」と、質問をたくさんいただきました。どんな質問にも丁寧にお答えしようと、レストランの予約であったり、園内のことであったり、私が持っている知識を総動員させてお伝えしました。素敵な思い出を作っていただきたいという気持ちで、そのゲストの方の意見も取り入れつつおすすめのプランをご提案しました。結果として、本当に喜んでいただき「ありがとう」のお言葉をいただきました。この「ありがとう」があるからこそ、私も心からゲストに寄り添った接客ができるのだと思います。また、別のケースでは、着ていたスーツが少し裂けてしまったというゲストの方より、修復できるかどうかと問い合わせがありました。最善を尽くしてスーツの修繕を試みましたところ「完璧、ありがとう」と言っていただきました。ゲストの皆様の喜ぶ姿をみるとやりがいを感じます。苦労したことはトラブルがあったとき、自分は次にどうするべきかということを瞬時に判断しなければならないことです。その状況の最善の行動はなにかと困惑してしまい、判断に時間がかかってしまうことがありました。そんなときに素早く判断し行動していれば、二次被害も防ぐこともできますし、自身の改善点だと思いました。

私は生まれも育ちも佐世保なのでハウステンボスをとても身近に感じていました。幼少期より家族や友人とよく訪れており、ハウステンボスの歴史や風景の移り変わりも近くで見てきました。落ち着いた雰囲気の場所から、活気のある場所へと変化していったことも知っています。ホストクルーの方々の親切を感じたり、明るい接客を見て、家族や友人との思い出がたくさんあるこのハウステンボスで私も働いて、今まではホストクルーの皆さんからもらっていた思い出を今度は私があげたいと思うようになりました。それにホテルヨーロッパのホストクルーの方々はとてもかっこよく、私もこういう風に働きたい、一緒に働きたいと思っていました。こうしてハウステンボスで働きたいというビジョンができました。