サステナビリティ
社長メッセージ
ハウステンボスはいわゆるバブル崩壊と言われる日本経済が長期的な停滞局面に入った1992年に、エコロジー(自然)とエコノミー(経済)の共存をコンセプトに長崎県佐世保の地に誕生しました。これまで右肩上がりで成長し続けてきた経済が停滞局面を迎え、日本全体があらためて成長の意味を自問し始めた時期にハウステンボスは誕生したと言えます。
ハウステンボスの誕生から30年以上が経過する中、自然と経済のバランスという課題は、世界全体を覆うトップアジェンダになりました。また、日本の地方に目を移すと、人口減少により、大きく経済が縮小するリスクにも直面しています。長崎佐世保という日本の最西端で、自然の回復と事業の経済的な成長を両立していくという創業以来の目標のハードルはより高みを増しています。言い換えると、私たちの創業以来の挑戦が社会に対して持つ意義・影響がより大きくなってきているということだと思います。
人が人の心を元気にし、それによって自分自身も元気になる。ツーリズム・エンターテイメント業は人の元気を循環させることができる素晴らしい産業です。私たちは、このツーリズム・エンターテイメント業を通して、自然の回復、地域の発展、事業の経済的な成長の全てを高い次元で実現し続けることに挑戦していきます。
代表取締役社長執行役員CEO 髙村 耕太郎